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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

目覚ましの買い物と植物園

2013年12月13日(金)

今日は朝10時にズンバで Gleisdreieck(3つの線路という意味)という駅にいき、そこから帰りにいつも乗り換えるWittenbergPlatzで乗り換えずにZoologischer Garten(動物園前、ここは交通の要所のひとつらしく、うちの近くを通る110バスもここに行く。そこでSやUに乗り換えろとgoogle mapに指示される。でもまだ使ったことはない)で乗り換えて初めてのU9に乗り、Rathaus Steglitz(Steglitz の町役場という意味)に行き、なんのためにそんなとこに行ったかというと、そこに前に目覚ましを買った電器屋がある。電器屋なんてどこにでもあると思うが、どこにあるかわからない。それでいっそそこに行った方が早いと思った。で、買って、隣に本屋があったのでノートも買って(どこかに行く前はgoogle mapで周到にしらべて、それをノートに書きつけて、見ながら歩き回っている、乗り換えの駅名はともかく、乗ろうとする電車やバスの最終行き先を書いておかないとまごつく)帰りはS1で郊外に3つ乗ったところにLichterfelde Westという駅があり、そこで降りてまっすぐ北に歩けば、そこが自由大学だと地図をみていて見当をつけたのだ。しかし歩けど歩けどなかなかたどりつかず、不安になってきた頃、書き留めた通りの名がでてきて、約束の時間ぴったりにIさんのオフィスにたどりついた。Iさんのオフィスで本を借り、メンザという学食にいき、えらんだのが芋のパンケーキと思ったがベジタリアン用の豆パティみたいなもの、ごはん、キノコ入りシチュー、おいしかった。それからIさんと植物園まで歩いて、Sさんが合流して、植物園のなかを歩いてまわった。ここにはほんとに行きたかったのだ。毎日でも行きたいと思って、植物園に近い家を探してもらったのだ。でも時差ぼけやなにやらでまだ行けてなかった。去年つれていってもらったときはほんとに感動した。それは「図書」に書いた。『木霊草霊』という題で4月ごろに出る。あのガラス張りの鉄骨づくりの温室のなんと美しいこと。きょう見た植物たちのなんと懐かしいこと。外の日本の区画には、ムラサキシキブの紫の実がすずなり。イチョウの木の下にはびっしりとつぶれた黄色いぎんなん。下宿に帰ったら5時近く、そのまま倒れ込んで眠って、四時間で目をさまして今にいたる。
いろんな地名を好き勝手に読んで覚えている。
Rathaus をRat house (ねずみの家)
Lichterfelde をLichen(地衣類)
Spichernをspinach(ほうれんそう)
Rudesheimerをrudeなshlemiel(無礼なまぬけ者)
Nollendorfplatzをナポリタンなどと。

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