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Literarisches Colloquium のイベント
2013年12月12日(木)
それで昨日、Literarisches Colloquium というとこであったイベントだ。ぜんぶ英語で、外国に住むこと、出たり入ったりすること、翻訳についてだった。最初に水村さんが「私小説」を日本語で読み(これがとってもおもしろかった)英語でも読んだ(これもおもしろかった、意味がないところがよかったのだ)。それからあたしが新訳般若心経をやった。それで必死になってゆうべ、というか前夜、Power Pointというやつを作った。やったことないが、こないだ入れたWordに入っていたのを思い出し(このベルリン滞在のために大きなスクリーンのMacBookProを買って重たいのを提げてきたのである。いつも持ち歩いているAirは極小で、しごとができる画面じゃないのだ)トメのfbに連絡せよと書き込んだが、まあトメだから、連絡はなく、なぜかSから連絡が入ったので教えてもらいながら作ったのである。さいしょに普通の英訳と玄奘の漢訳を並べ、それからサンスクリット訳を見せ、Mさんの独訳を見せた。Jの英訳も見せたかったが、持ってき忘れて間に合わなかった。だからあたしは日本語朗読に集中できた。ボン大学のときは、Mさんの独訳をMさんと交互に読んだ。こないだのミシガンツアーでもJの英訳をJと交互に読んだ。交互に読むのもわるくないけど、やっぱ気がたちあがりにくいような気がする。トークは楽しかった。Iさんの采配にあたしはもうすっかり慣れていて、その確実で、誠実な進め方に安心して自分を出せたし水村さんの話を聞けたし反応もできたからだ。人の英語が100%わかったわけじゃないというところがミソだ。少々とんちんかんな受け答えしたような気がするが、堂々とやればただの天然に見える。
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