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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

ボンと少佐

2013年12月06日(金)

ゆうべもまた寝られず、2時間弱しか寝てなくてズンバ、そのあとボン行きの電車に乗るために中央駅にむかったが、おなじみポツダム広場で乗り換えようとしたところ、なんと、中央駅行きのSバーンが(山の手線みたいなものだと思われる)全面閉鎖していた。多少時間に余裕があったので、ここは振り出し(ズンバ)にもどって、ズンバやるんじゃなくてダンススタジオから歩いてちょっとのところに中央駅行きのバスが出てるのをしらべてあったから、それに乗ろうと、わざわざきっぷをもう一枚使って(後戻りはできない人生の教訓だから)2駅ぶん、地下鉄で戻り、歩いてバスに乗ったところ、なんと、さっきまで困ったなあと思いながらうろついていたポツダム広場を通って中央駅にいったわけだ。電車は嵐と強風で30分遅れて予定していたケルン乗り換えがなんだかわかんなくなり、てきとうなローカル線に飛び乗ってボンについて、しばらくうろついたあげくやっとMさんに出会えたのである。ホテルに歩いて行く途中に、教会があり、その前に山田寺の仏頭の三倍くらいありそうな石の首が二つころがっていた。殉教聖人の首だそうだ。あしたはボン大学でお仕事、でもその前に観光に連れていってもらう。見たいのはベートーベンハウスとNATOの本部とライン川。しかしベルリンに首都がうつった今、NATOの本部がボンにあるのだろうか。そもそもNATOはあるのだろうか。漫画はつづいているからあるんじゃないかと思う。順当にいったら少佐はもう65歳か70歳近いはず。引退しているから会えないかもしれない。25くらいのときからの夢だった。最初にポーランドにいったときも、わ、少佐の近くに来た、と密かに思ったものだ。

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