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湯たんぽ
2008年12月01日(月)
「おたあジュリア異聞」の挿絵を描いている宮本さんのお兄さんから、湯たんぽの話を聞いたのは、たぶん去年の暮れでした。なんでも中国で買ってきた水枕のような湯たんぽがたいそう心地よいということでした。
うちの湯たんぽは息子が生まれたときに買った赤ちゃん湯たんぽです。プラスチック製で、本体の上に覆いがついています。赤ちゃんが低温やけどをしないようにしてあるのです。この湯たんぽを買ったときは、まさかそれから25年以上も役にたつとは思いもしませんでした。これが毎年、冬になると大活躍! 風邪で寒気がするときなどは、この湯たんぽを入れておくと、ぽかぽかして、熱が出るのを寸前で止めることができます。
無印良品の店を覗いたらプラスチックの湯たんぽを大小で売っていました。これはいいや! とさっそく大をひとつ。小をひとつ。チェックの湯たんぽカバー付きで買いました。
それで、そのあとで見つけたのです。宮本さんのお兄さんが言っていた水枕式のぽにょぽにょした湯たんぽを。数寄屋橋近くの雑貨屋さんで売ってました。
ああ、残念なことをしました。こっちの水枕式のほうがよかったなあと後悔しても、遅かりし由良之助でした。ほんとうは水枕式が欲しいのだけど、でも、そうすると家じゅう湯たんぽだらけになっちゃうし、さあどうしようかしら?
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