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去年の選挙の怨み
2006年09月22日(金)
去年の今頃は衆議院選挙が終わったというところではなかったでしょうか?あの選挙日本全国津々浦々にずいぶん怨みを残してしまいました。選挙というのは、結局、人の繋がりをたどって支持者を集めてまわるということですから、候補者に協力した人は候補者の当落によってあとに様々な感情が残るのが当たり前です。が、去年の選挙ほど大きな遺恨が残る選挙も珍しいと思います。
あと数日で安倍晋三政権が誕生しますが、この政権はそれほど長くは続かないだろうと、学生でも感じています。昨年の選挙の遺恨から生まれる争いを抑えきることはできないのではないでしょうか?若い総理にとってはほとんど無理難題というような事件が次々に起きてきそうな気がします。
それでなくても、小泉内閣の発足当初から誰が情報を流したのか納得できないような事件(金正男の密入国事件、日銀総裁のスキャンダルなど)大騒ぎしたわりには途中で立ち消えのようになった事件(マンション構造偽装事件)検察の措置に疑問が残る事件(ライブドア事件や村上ファンド事件)などなどぞろぞろありました。これからまた、そういう権力闘争が反映されたスキャンダルや刑事事件がぞろぞろ出てくると想像すると憂鬱です。マンションの構造偽装事件なんて、権力闘争にはなんの関係もないと思ってた人を突然巻き込んでしまったわけですから。そういうことがないとは限らないのです。
ミラーマンなんてあだ名を付けられた植草一秀氏が痴漢行為で二度目の逮捕されたときは、鎌倉に出かけていてニュースをまったく知りませんでした。翌日の夕方、鎌倉駅前で待ち合わせた「表現者」の佐藤さんから教えれてびっくりしました。一回目の逮捕の時は真面目に「陰謀説」を信じている人もいました。なにか裏があるんじゃないか勘ぐりの入る事件が続くと、どれが「陰謀」でどれが「珍事」でどれが「ごく普通の事件」なのかわからなくなってしまい、疑心暗鬼が蔓延するということになりそうです。そうそう、民主党をがたがたにしたへんてこな偽メール事件もありましたが、そうしたばかばかしい事件もまた起こらないとも限りません。
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