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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

神田すずらん通り

2005年02月27日(日)

 神田駿河台下の靖国通りは古本屋さんの多い街として有名です。リンクに追加したアジア文庫と東京堂書店はその靖国通りと平行しているすずらん通りのお店です。
 新刊本屋さんのほうが裏通りにあるのです。すずらん通りと靖国通りの間にはさらに細くて車の通れない路地があり、喫茶店や古本屋さんが軒を並べています。このあたりはお散歩にはぴったりな地域です。

 近年、再開発が進み始めました。再開発で大通りがあり、商店街のある通りがあり、路地があるという三種類の空間が混在する街のかたちがなくなってしまわなければいいのですが。ちょっとそれが心配です。再開発は図面の上で計画がたてられたなと感じさせるものが多いのですが、もともとの街は人の足で踏み固められて作られたところが多く、身体が自然に馴染むような空間ができています。

 現在、リンクには加えていませんが、ここには大きな本屋さんとしては三省堂もあり、書泉もあります。古本屋さんはそれこそ数えきれずです。若い主人のいる古本屋さんも路地には何件もオープンしています。

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