中沢けい公式サイト 豆畑の友
ホーム プロフィール・著作リスト 中沢けいへの100の質問 中沢けいコラム「豆の葉」 お問い合わせ
中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

ピュア・ダージリン・ティー

2005年02月27日(日)

 インドのコルカタから日本文学研究者のギタ・ニキさんが研修のために日本に来ています。コルカタでインドの文学者とシンポジウムに参加した時にはたいへんお世話になった方です。今回は北浦和にある国際文化交流基金の研修所で短期研修のために来日されました。

 どことなくお顔が坂上次郎に似ているので、シンポジウム参加者の間では「あ、あのジローさん」なんて言っています。女性ですから、ちょっとご本人には聞かせられないのですが・・・。研修所では、各国の日本語研究者が合同で日本語の研修を受けているとのことでした。久しぶりにお目にかかって「北浦和なんて何もないところでしょう」と言うと、「それだけ集注して勉強できますよ」というお話でした。

 10歳になる娘さんも今回はご一緒ということで、娘さんは仙台のご親戚の家にホームスティをしているので毎週、週末には東京駅まで娘さんを迎えに行ったり、ご自分が仙台まで出かけたりなさっているとの聞いて、ちょっとびっくり。今年は太平洋側でも雪が多いので、お母さんのほうは寒くて困ると言っていましたが、娘さんのほうはそれほど寒さを感じていない様子だというお話に、「やっぱり子どもは強いのねえ」と、感嘆しました。

 お土産にピュア・ダージリ・ティーを頂戴しました。このお茶の産地のダージリンでは雪は振ることもあるのだそうです。お茶は少し緑色の茶葉が混じるもので、澄んだ色の紅茶が出ます。爽やかな香りのお茶でした。お母さんのギタさんは学生時代を東京で過ごされているのですが、10歳の娘さんに日本の冬がどのように感じられたのか聞いてみたい気がしました。

↓前の日記 / 次の日記↑

   
談話室 リンク集「豆の茎」 メルマガ「豆蔵通信」 サイトマップ