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園芸家と犬
2011年06月11日(土)
おとといナスタチウムを根こそぎしたのは締切からの逃避だった。きょうのは書いたものを忘れ去りたいがためである。だから必死だった。必死になって根こそぎしたら、ぽっかんと場所があいてしまった。そこに、この春は(去年も、その前も)植えた覚えのないオキザリスだカモミールだカリフォルニアポピーだと、きれいな花が満開になり、最終的にナスタチウムがおおいかぶさっていったのである。きょうは植えるつもりで、買ってきた、買ってきた、買ってきた、透明な小バラや、花咲くセージや、色つきカラーや、メキシコ色のマリーゴールドや、しぶといニチニチソウや、昔なつかしクレオメや、半日陰の青色ビンカや。植えても植えてもぽかんとあいてるので、とうとうレモンの小さい木を植え込んだ。食べられるものを植えるのはあたしの主義に反するのだが、レモンの花が、昔親しんだ柿の花みたいで、つい惹かれたのである。ああ、ふしぶしが、ぐきぐきいっておる。働いている間じゅう、ニコがそばにすわって見ていてくれた。しかし今考えたら、節操のない植え方をしてしまったように思えて後悔しておる。まじで節操がない。しかしもう植え直す気力が残ってない。
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