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ケンカと客
2014年09月13日(土)
きょうから長逗留の客がいる。ドイツ人のコンピュータ関係者で、去年の今頃もやってきて長逗留した。知的でおもしろい人なのだが、ベジタリアンのところは少々めんどくさい。しかしつれあいはそっちにかかりきりになるので、つれあい的なめんどくささはだいぶ減ってありがたい方が大きい。ゆうべ熾烈なケンカをした。あたしは普段ひきずらない。まったくひきずらない。3分後にも怒りをおさめ、自分にも非はあったと反省し、普通の顔に戻って会話をつづける。いや、正確に言えば、つづけられるのだが、彼はひきずる。えんえんとひきずりまくる。それで昔は1週間も、今だって(年取って多少おだやかになった)1日2日はろくに口もきけなくなる。そこが、すごーーくいやだ。ひきずるということは怒りを保持するということだ、そこには自分は正しい、相手が悪い、という心ひとつしかないような気がする。ないしは自分がそうやって怒りをひきずって見せることで、相手を動かそうという劇場型か。いずれにしても、どうやればそういう行動がとれるのかが、そもそもあたしにはわからない。若かった頃(といってもたった20年くらい前)はこの性格が不思議でかつ不愉快でたまらなかった…。と昔話はこのくらいにして、しかし今回、その、ひきずらないはずのあたしがひきずって、今日の夕食になるまで口をきくのも向かい合うのもいやだった。しかし客が来たおかげで、そうもいっていられなくなった。今日はロブスターマッシュルームというものを買い求めたので(秋だ…)リングイネでクリームソースのパスタだった。ベジタリアン。
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