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漫画
2014年04月28日(月)
ネット書店の無料漫画雑誌を読んでいたのだが、ときどき読んでいるのだが、新人用の雑誌なんだが、新人たちがいいネタでおもしろいものを描いてるんだが、いかんせん井上雄彦の影響強すぎ、と文句をいいかけて、いやまて、漫画という分野そのものが、こうやってアシあがりか何か知らないが、人の模倣することからはじめていく分野なのかもしれないなあと思ったのである。あの浦沢直樹にも大友克洋そっくりだった時期があるし、いくえみ綾も一時期紡木たくだった(この人の場合は、ちゃんと確立した漫画家になってからそういう変化を通過したので驚いて読みやめてしまったが、こないだひさしぶりに読んだらよくなっていた)。吉田秋生なんて、さいしょの頃は吉田秋生でとてもよかったのに、そのあといろんな影響受けすぎて、なにがなんだかわかんなくなってそのまま評価できるもの描いてるからなあ。かくいうあたしも、子どもの頃うつしたうつした、丸うつしして、なるべく似せるように。コピー機なかった頃だ。あたしの場合は石森章太郎だ。漫画家なら「デビュー前のいい話」で終わるが漫画家じゃない。実は詩も必死でうつした。中也とか中也とか。中也とか。朔太郎とか。賢治とか。
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