中沢けい公式サイト 豆畑の友
ホーム プロフィール・著作リスト 中沢けいへの100の質問 中沢けいコラム「豆の葉」 お問い合わせ
伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

Mの道場

2014年04月22日(火)

ZumbaのMが自分の道場を持つそうで、facebookでみんなが(といってもzumba仲間ね)inviteされている。着々とみんなが応えている(あたしも。行かいでか!)。しかしここに問題が。おばさん(ズンバの仲間は例外なくおばさん)という生き物は、侠気があり、つきあいやすく、物怖じせず、あけっぴろげで、大好きなのだが、シブいのが玉に瑕なのだ。今まではYなりTなりのジムに属しておれば、つまりそっちの会費を払っておればズンバのクラスとりほうだいというビュッフェ式だったが、こんどの新道場は毎回10ドル。それできょうも、Yジムで、あたしたちはYのメンバーなんだから安くしてくれるかもね、みたいなことをおばさん仲間が話しておった。おして知るべし、新道場の集まりはあまりよくない。以前、T(個人トレーニング道場を経営しているが、昔、Yジムでクラスを教えていた)に、Yジムで教えたらいくらもらえるのかときいたら、1クラス30ドルとかなんとか、えっというような答えがかえってきた。あたしは、1クラスにつき2〜300ドルはもらえているんじゃないか、価値からいったらもっとだと思っていたのである。浅墓であった。新道場をはじめるにあたって、場所代もかかるわけだし、みんなの大好きなMが、決意してはじめたんだ、シブいこといってないで、応援してあげようよー、とイライラハラハラしておる。まさにこの年代層の女があたしの読者なんである。本質的にみんなシブいはずなのに、本を買ってくださる。みなさん、ほんとにありがとう。

↓前の日記 / 次の日記↑

   
談話室 リンク集「豆の茎」 メルマガ「豆蔵通信」 サイトマップ