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ズンバのMと

2014年03月07日(金)

虚脱状態なんてふっとんでしまうようなことがおこったのであった。Mとランチにいったのである。Mはズンバの先生で、Mがいたから、あたしはズンバにはまった。Mには、驚くべきカリスマ性と存在感がある。Mのズンバは、他のズンバより、歌に依存する度合いが強く(Mが歌いながら踊るからだが)、振り付けにストーリーがある。Mの動きはなめらかで、筋肉と体幹の鍛錬に中心をおき、リズミカルで力強い。あたしもあんなふうに筋肉もりもりになって、あんなふうに腰をふりまわしながら動きたいが、なかなかそうは動けない。Mのズンバにはまるあまりに、あたしはYジムとTジムをかけもちしてしまったのだ。きょうはTジムで、クラスのあと、他の何人かとMとで、近くのタイ料理店にいった。いやーーー、なんだかあこがれの相手とはじめて食事にいく少女の気持ちだった(…あの男やこの男との最初の食事をくっきり思い出した)。
いつどこで練習するのかときいたら、うちで、コンピュータの前でする、とMはいった。なかには3回くらいやっただけで、もう覚えてしまう曲があるそうだ。なかなか覚えないのもあるといった。Mは踊りながら、ずっと歌っている。スペイン語はできるのかときいたら、意味を調べるのもあるがたいていはわからないで歌っていると言っていた。ズンバのほかには、歌をやって、子どもたちのミュージカルの監督をして、数学おしえて食っているそうだ。有意義な日であった。

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