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植物のみなさん
2012年06月21日(木)
あといろんなものを見た。コウホネ、カリフォルニアの北部でマメ科のクズみたいな赤い花。白い低木に咲くトラノオを切りそろえたようなの、ヤグルマギクみたいの、フキみたいの、巨大スギナで先端が開ききっていて、まるでパンドラの植物みたいに見えるもの(これは名前が判明した。北ジャイアントウマノオというのだ。トクサも英語ではウマノオで、スギナもウマノオ。区別しない)、湿地に生えていたゴボウみたいな巨大な葉群、路傍の禾本科のみなさん。人ならば、すれ違う人々、群れ集う人々、ひとりひとりの名前は聞きゃーーわかる。聞かないだけで。植物はそれができないのがもどかしい。その上、動物ならば、とりあえずひとつひとつの個体は判別できる。目をこらしておれば、頭が赤いの、毛が長いの、判別できる。ほとんどの植物は、それができないで、群れでぼんやり把握しなければならないっていうのがさらにもどかしい。
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