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清盛とお香とお花
2012年04月22日(日)
清盛をみた。もう従弟たちもM子も帰ってしまってひとりであった。見終わって帰ってきたら、うちの中に新しいお花が見知らぬ台の上に飾られていた。いつもあけっぱなしなのを熟知している女友だちたちが、いない間に来て飾っていってくれたようだ。いろんな人からお花をいっぱいいただいた。部屋がお花で埋まっておる。お棺の中も花で埋まっていた。母方の従弟たちがきのう帰らずに一泊してくれた(父の家に泊まったのだが、ルイ臭かったそうだ)。そして今日は父の油絵の具だらけのワゴンと母の古ぼけた鏡台と母のお骨が長い間置いてあった違い棚をこっちの家に運んでくれた。生活している男たちは実に手際がよかった。かれらと別れて、ルイを引き取りにいったら、汚れてしまったのであしたちゃんときれいにしてお返ししますということで顔だけみて帰ってきた。部屋が父の家の物のにおいと花のにおいといままでたいていたお香とはちがうお香のにおいで充満している。父方の6歳下の従弟と30年ぶりくらいに会った。子どもの頃よく行き来していた従弟だ。サラリーマンしながらずっとバンドをやってるそうだ。中2のときあたしの部屋でパティ・スミスの「ラジオ・エチオピア」を聞いた、衝撃だった、あれから音楽をききはじめたといっていた。なんかちょっといい話だった。
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