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馬15
2012年02月05日(日)
きょうはマルコポーロ、前回落馬したが、反動が少なくて乗りやすく、また手入れのときに甘噛みしてくるなつっこい馬だ。なんだかこの間から気が合うなあと(落っこちたけど)思っていたところ、今日はウマく乗れて、先生からも、伊藤さん、この馬に乗ってるとウマく見えますね、とほめられてるんだかなんだかわからないほめられかたをされ(それでもほめられたと取るところがあたしの性格なんである)、座骨で「腰を入れる」感じとコブシの位置と肩のやわらかさと膝の内側の筋肉を締める感じとに集中して速歩していたところ、いいです、いいです、その調子、といっていた先生が、きゅうに「かけあしッ」と。あわてたが、すんなりと駈歩に移行することができた。こないだ(だいぶ前だ)駈歩したときは何やってんのかわかんない感じだったので、もっと速歩できちんとコントロールできるようになるまでは駈歩したくないなあと思っていたのだが、やってみたら、こないだよりはずっとスムーズだった。きょうはついでに、巻き乗り(円を描く)半巻き(半円を描いて方向を変える)も、速歩から常歩への移行も、すんなりと。そのときにこっちにいこうと思ってからだや手を動かしてはいけない。頭のなかでただ描くべき円やある速度の速歩をイメージすれば、しぜんと馬がそう動く。微妙にあたしのからだもイメージにしたがって動いているわけで、それを馬が感じとって動いていくそうだ。理論はわかっても、あたしが今ここで習っているのは、テレパシーであるような気がした。腰のうしろの筋肉が弱いから前屈みになりがちだといわれたが、それはまさしく、そこの筋肉が弱いからおなかをぷるぷるさせにくいとズンバの先生に言われたのと同じところだ。
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