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K崎さんと父
2012年02月04日(土)
ヘルパーさんのK崎さんが、転勤するご主人の都合で他県にうつるそうで、父のヘルパーも2月いっぱいでやめねばならぬ。朝食のあとぽつりぽつりと父が言い出した。「なんだかがっくりきちゃうな、こういうのは。きのうはK崎さんが帰った後、テレビを見る気もしなくってぼーっとしてた」と父がいった。ほんとうに、ほんとうに、ショックだと思う。父はK崎さんのことをとっても慕っていたのである。「K崎さんが100円ショップで筆立てを買ってきてくれた、こないだ100円の天眼鏡を買ってきてくれたのもK崎さんだ、K崎さんってね、ちょっとおっちょこちょいなとこがあって、おもしろいんだよ」と。ほかの話をしていても、またふと「K崎さんがね」とK崎さんの話をするのである。あんまりしょんぼりしているので、朝食のあとすぐ帰らずに、いろいろ本の整理とかやっていたら、「おれもう寝る、具合わるいから」とよれよれとベッドに戻っていった。
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