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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

ついた 湯田温泉

2014年07月09日(水)

ついた。台風OKだった。でも温泉街は人気がない。ショックなことに機内で仕事しようとコンピュータひろげたところ、こないだ直しに出したときにAtokだけなくなってたみたいで、ことえりで仕事するしかない。もどかしかった。日本についたらすぐAtok買ったろと思っていたが、こうして山口の湯田温泉についてみると、そして機内である程度仕事してみると、この程度の不自由さはわるくないような気さえしてくる。コンピュータの使い始めのころ、コンピュータ替えるたびOS替えるたびになんとなく文体も変わったような気がしたものだ。それでローマ字うちを体得したりもしてみた(続かなかったけど)とにかくひとっ風呂浴びてくる。
hontoの連載「ウマし」、原稿入れたばっかりで次のしめきりはまだまだ先なのに、思わず機内で、やらなくちゃいけない「女の一生」(近刊)や「万事OK」(西日本新聞)をほったらかして、機内食がいかにマズいかということについて書いておった。それほどUnitedの機内食はマズかった。

やだやだやだ

2014年07月08日(火)

で、こうして前回日本に行ったときのかばんをひっくり返してみると、「重要」と書いた袋やフォルダーがいっぱい出てきてうんざりしている。何にも処理してないではないか。人からもらった手紙も返信してないし、払えといってるものも払ってない。すっかり忘れていたのである。メールならこんなにぱっぱっと返すのにどうして地上の郵便で来た手紙には返せないのだろう。前に、この状態を正直に話して(メールで)だからまだ返信できません、ごめんなさいと謝ったら激怒された、ということがあった。この状態の人間に激怒するほうが人間として短気すぎるのではないかと思うが、激怒しちゃったものはしかたがない。謝ったけど激怒する人は激怒しやすい人だから、激怒したままだと思う。考えるといやなものだ。ああ、そういえばいろんな人にいろんなことで激怒されたなあ、とこういうときだからこそいろいろと思い出しておる。熊本に帰りついたら、まずT堂にいって、めがねを直すなり新調するなりしないといけない。Nちゃんとこでこないだ踏んで壊しためがねだ。

日本行きの前

2014年07月08日(火)

日本にいく前に何がいやって、自分てものが東京なりなんなりの風景に合わないというのを認識することだ。とくに夏はいやだ。その暑さが想像できない。いつもこれくらいかと想像していくとそれ以上だ。いちおうこれくらいと想像すると、着るものがない。今着ているこれもあれも、東京の夏では暑すぎるはず。というかぼろぼろすぎるはず。ここであたしはズンバと食料品屋と犬の散歩にしか行ってない生活を送っていて、東京の地下鉄に乗ったりするとすごく違うのがわかる。その上日本の女はここほど胸も腕も露出しない。あたしの持ってるのは胸ぐりのあいたものばかり。その上日本の女はあたしたちほど日に焼けてない。まあ、これはもうどうしようもない。Nちゃんちに泊まると、着るものを貸してもらえる。だからちょっと気楽に行けるが、今回はNちゃんちに行くまでにあちこちを渡り歩く。その分の服を今買ってきたが、わけわからなくなっている。ときどき自分の写真をみると、えっというほど顔と服が合ってない。それでこないだは日本に行く前にWeedというおばさん専門店にいって(友人Cのお気に入り)いろんなものを買ってきた。でもWeedの問題は基本的に日本という熱帯で着るものは売ってないということだ。デザイン的にはよくても素材がいけない。冬なら、R.E.I. というアウトドア専門店にいって買うが、ここはセーター類は豊富でも、熱帯についてはやはり考えていない品揃え、しかも趣味が穏やかすぎる。Sの好きなAnthlopologyはデザインが凝り過ぎてて今いち。トメの好きなH&Mもなんだか安っぽくて今いち。それでたいていの買い物は、Urban Outfitterという、トメのもう一つのお気に入りで済ませてしまうが、トメ(18)のお気に入りだからデザインもそういうものだ。それで顔からどんどん乖離していくのである。とにかく買ってきた。不安を鎮めるための買い物のような気がする。買ってきたもの、似合うかといえばぜんぜん似合わない。ズンバ用の服を着ていたほうがずっと似合う。

いや

2014年07月08日(火)

前回は1週間だったからずっと気楽だった。ひょいといってひょいと帰れた。荷物も少なかった。今回は多い、多い、多い、多い、持ってきた、ないしは送ってもらった本をまたぜんぶ持っていかねばならない。仕事用の本も何冊も必要だ。これはつらい。しかも暑い。ほんとはもう寝ているはずだが、だらだら荷造りしていて眠れてない。机の上を片付けたら、ここのところ、追いつめられて買いまくったCDやDVDが山のようになった。この他にもiTunesでも買いあさっている。すごーーーくいや、ものすごーーくいや、日本に行くのが。

お誕生日会とぴーちゃんとルイ

2014年07月07日(月)

きょうはUの誕生日会で、Sたちもトメもベイエリアまでお誕生日会に出席しに遠征だ。こっちの子ども誕生日会のつねで、カノコたちも公園でやるらしい。ケーキつくったといって画像送ってきた。丸いケーキを半分に切って反転させ、ちょうちょみたいにしてクリームぬって果物を飾るというシンプルなものだが(連中が子どもの頃、あたしがよく作っていた)Sはプロだったのですごい出来。で、留守の間、ぴーちゃんを預かっている。さっき戸をあけてやって、あたしは仕事部屋にもどったら(犬たちみんなここにいる)ばたばたばたばたと追いかけてきた。昔、1日を過ごしていた懐かしい部屋だ。ぴーちゃんの頭ではぜったいあたしのことは忘れてると思っていたがそうでもなかったようだ。今さっきさんぽから帰ってきたのだが、もうルイはいびきかいて寝ておる。きょうは暑かったので、ルイははやばやと疲れ果て、帰りの登りはずっとだっこだった。平地について下ろしたが、ふらふらしているし歩く気もないので、また車までだっこだった。真夏のひざしの中、よく太った毛の多い犬をだっこしながら、かがんで棒をひろって投げて(ニコ用)またかがんでひろって投げてというのは、いくらズンバで鍛えていてもたいへんなんである。今日、散歩にいこうとしたら、熟睡していたはずのルイがいつのまにか出てきて、おらも行く的な目でみつめるので、こうなることはわかっていたのに、連れていくことになった。

独立記念日

2014年07月05日(土)

きょうは7月4日の独立記念日で、ひっそりとしている。仕事は休みで、店も閉まり、ズンバもなく、車の行き来も少ないのである。人はあちこちでパーティーし、バーベキューしてるはずだが、うちにはつれあいとその客と、イギリス人が二人いて、世間の動向など知らぬ気に仕事をしておる。

【お知らせ】万事OK ライブ!

2014年07月03日(木)

「万事OK ライブ!」
◎7月15日(火)10:00〜12:00
◎大野城まどかぴあ 多目的ホール
 大野城市曙町2−3−1
◎無料
◎180名(先着順)
◎大野城市男女共生講座実行委員会、大野城まどかぴあ男女平等推進センター主催
◎お申し込みは…大野城まどかぴあ総合案内、ホームページ、電話(092−586−4000)まで

ばんばん答えます。悩みを持っておいでください!

ダイエットのひけつ

2014年07月03日(木)

ダイエットのひけつ、摂食障害にならずにダイエットするひけつは、食べ物をにくまない、食べることを楽しむ。…というのを聞いて目からウロコ、あたしはほんとうに憎んでいた。いまさらわかっても遅いけど、これからの人に伝えておきたい。
要点は次のとおり。食べ物をにくまない。栄養のことをよく知る。カロリーを計算しない。体重をはからない。砂糖と脂肪は減らす。減らすだけでOK。食べてOK。食べちゃいけない食べ物なんてないのだと知る。そして食べたものをいちいちかきとめる。かきとめるうちに自分の変化が見えてくる。それに目を凝らす。自分の変化をうけとめる。自分のからだをうけとめる。最終ゴールは健康的な食生活。

感動した

2014年07月02日(水)

このAlwaysというのはよく使って…いた(過去形)。こっちではどこでも売っている。こんないい動画つくってくれるんだから、買っといてよかった。

https://www.youtube.com/watch?v=XjJQBjWYDTs

前半の訳…。
「女の子みたいに」なにかをするってどういうことだろう。
監督「女の子みたいに走ってみせて」
女の子の一人「あら髪が、いやん」
監督「女の子みたいに戦ってみて」
監督「女の子みたいに投げてみて」
男の子「AW...(できないわー)」
こんどは幼い女の子に同じことをたずねてみた。
青い服の女の子「わたしはダコタです。10歳です」
監督「女の子みたいに走ってみせて」
監督「女の子みたいに投げて」
監督「女の子みたいに戦って」
監督「女の子みたいに走ってっていうのは、あなたにとってはどういう意味なの?」
赤い服の女の子「できるだけ早くはしること」
以下略(忙しくて…スイマセン)

ここのところの読書

2014年07月01日(火)

『シャーウッド・アンダーソン全詩集』(白岩英樹訳)がちょーすごい。シャーウッド・アンダーソン、マイナーで、暗くって、みんなに「なんで?」と言われながら、昔から大好きなんである。これは詩集だ。とっても読みやすい。子どもの頃に読んでいたら、すごい影響うけただろうと思って、どきどきしながら読んでいる。それから『ひそませること/あばきたてること』(澤田精一)自分がちょっとかかわっている本なので、紹介しにくいけど、やっぱりすごくおもしろい。「絵本編集の現場から」というサブタイトルがついている。著者は福音館書店の編集者だった人で、あたしは『なっちゃんのなつ』や『あーあった』をいっしょにつくった。20代のはじめの頃に知り合って、ずいぶんいろんなことを教わってきたし、いっしょに考えてもきた。その澤田さんの集大成だ。

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