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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

サンダルとマニキュア

2007年06月24日(日)

 眼科騒動のおかげで、おあずけになっていた美容院に行ってきました。梅雨時は髪が湿気を含んで、なんだか妙な具合に曲がりくねってしまいます。天然パーマといえば聞こえがいいのですが、ちょっと伸びてくると昔の漫画のベティさんもしくはサリーちゃんのパパ状態。つまり外側に跳ね返ってくるのです。これが嫌。嫌で嫌で仕方がない。

 美容院でぱぱっと髪を切ってもらってから向かい側の松屋デパートへ。ぬめ革と金色のバックルがついているサンダルを買うか買わないか。エスカレーターをあがったところに展示してあって、ずいぶん前から目をつけていたのですが、あ、イタリア製なんだ(つまり高いってこと)というわけで迷ってました。で、買っちゃいました。現品限りというわけで、最後の一足でした。サンダルを買ったんだからマニキュアを買わなくちゃと化粧品売り場へ。ラズベリー色(店員は血豆みたいな色って言っていました。そっちのほうが正確。)のマニキュアを買いました。

「足はそれでいいけど、シックだし。手はまずくない? もうちょっと明るい色にしないと、あれ、手だけおばあさんだ」というのは息子の意見。さらに
「去年もおなじことを言った気がするなあ」
 と考え込んだ挙句に
「そうだ、そう言ったらへそを曲げて足をインクみたいな色に染めちゃったんだ」
 あ、そうでした。去年と確かにおなじ失敗をしているのを思い出しました。でもまあ、いいか。最後の一足のサンダルが買えたし(一週間、待っていたらバーゲンで買えたかもしれないけど)ぶつぶつ、ぶつぶつ、言っている夜中です。

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