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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

ややや、上智大学は全学休校だって

2007年05月12日(土)

 ネットで「はしか」のために、上智大学は全学休校に入っているというニュースを見つけました。上智大学と言えば、私が勤務している法政大学とは、お堀伝いにお隣どうしのようなものです。電車の駅も飯田橋・市ヶ谷と四谷は並んでいます。ということは……。

 前兆というのか、大学院生が次々とおたふく風邪とかはしかなどの子どもがかかる感染症にかかったと聞いて驚いたのは、昨年の夏休みのことでした。そのときの説明では、大学院生は学習塾や予備校など、若い人が多い場所でアルバイトをしているので、そういう場所には子どもがかかりやすい感染症の菌がいっぱいいるんだという話でした。菌の濃度が高いので、大人(この場合は大学院生)も感染しやすくなるっていう話だったのです。

 連休前にやはり大学院の講義の途中で「首都圏ではしかがはやっているみたいですよ」という話題が出ました。そのときは何気なく聞いていました。春から晩春、初夏にかけては感染症の季節で、子どもが保育園に通っていた時には、毎年、なにかしらの感染症で登園停止になっていました。そういうふうに病気をしないと免疫力がつかないのですが、それが判っていてもそのたびにあわてふためいていました。

 大学が「はしか」で全学休校になったなんて話は初めて聞きました。全体に免疫力が低下しているとか、あるいは、感染症の菌のほうが強力になっているとか、そいう変化があるのでしょうか?

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