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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

うなる牛丼パソコン

2007年05月08日(火)

 前のパソコンがだめになったのは確か二月の末か三月の初めでした。それから、ノートブックPCをしばらく使って牛丼パソコンを買ったのは4月1日。うそじゃないって。うそみたいな日に買ったせいでしょうか? これが唸るのです。牛丼だけに。いや、そんなことはないか。

 ぶいんん。ぶいんん。ぶいんんんん。ぶいんんんん。てな具合で、長時間使っているとだんだん音は大きくなってきます。やや不安。音そのものは、私はあまり気になりません。音がしていることが正常なら、なんとなくその音になじんでしまいます。前にぎゃってぎゃっていパラぎゃっていと般若心経を唱えるプリンターを使っていましたが、あれもちょっと好きでした。今のプリンターは静かです。ただ、その音が何かの不具合であることを恐れているのです。仕事の最中にもし「ばきっ」なんて音がして、PCが使えなくなるなんて悪夢以上ですから。今度も前のPCが使えなくなって、なんとか仕事がスムーズにできるようになるまでに、なんと3ヶ月かかりました。

 パソコンって早め早めに入れ替えを考えて行かなくちゃならない道具なのかもしれません。牛丼でちゃんと超漢字Vが使えるようになりました。印刷もできればメールも送ることもできます。超漢字の特徴であるたくさんの漢字表記ができるという点は、一年間、歴史小説を書いてみるといろいろな場面で威力を発揮してくれることと思います。もちろん不具合も出てくるわけで、それはそれでおもしろそうだなあって思っています。

 牛丼パソコンを買ったのは、もちろん安いということもありますが、ウィンドウズXPを使いたかったからです。家の近所の電気屋のPCはどれもウィンドウズビスタになってしまっていましたから。私にとってこれも何か納得のできない話で、使いやすいOSの使いやすいバージョンを選ぶことができないというのは、なんだか道具としては不親切だなあと感じています。単純な筆記具だともっといろんな品物をいろんなバージョンで選べるのにって、やや、不満を感じているところです。もっとも、その筆記具も最近ではモデルチェンジが早くなっていて目まぐるしい感じがしていますが。

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