|
 |
 |
|
|
|
奥歯のカチカチ
2006年07月23日(日)
右の奥歯を抜いたのは東京新聞に「楽隊のうさぎ」を連載していたときでした。あんまり痛くて、思い切って抜いてしまいました。それから、左の奥歯の下の歯がなぜかはれ上がったのは、いつだったか?評論家の秋山駿さんと恒例の温泉に行く会で、鬼怒川温泉に行った時ですから、かれこれ3年も前です。このときの痛みは強烈でした。が、あとから歯医者さんに聞くと、「死んでしまう人もいる」ような恐い状態だったそうで、ほんとにたまげました。
この左奥歯下の歯の痛みに懲りて、こつこつと歯医者さんに通ったのですが「うさぎとトランペット」の連載が始まって、いつしか歯医者さんを忘れました。それより前に抜いた右の奥歯上の歯は歯抜けのまま。そうこうするうちに今度は左の奥歯の上の歯が痛み始めました。さあ、たいへん、こんどこそは、最初に抜いた右の奥歯上の歯もなんとかしなくては!と歯医者さんに通い始めたのが昨年の暮れ。ようやく、ようやく、7年ぶりに歯が全部、治りました。でも、ずっと抜けたままにした歯があったために上の前歯が、まるで「うさぎ」みたいにちょっと隙間が出来てしまいました。
その隙間ができた前歯を歯が白くなるという歯磨き粉を買ってきて磨いています。ぴかぴかになるかしら?なぜかその歯磨き粉で歯を磨くたびに、東京會舘で遠藤周作さんと安岡章太郎さんが歯ブラシの話をしていた場面を思い出します。何の会合の時だったか?安岡さんも沿道さんもゆったりとソファに座って、その頃はまだ珍しかった電動歯ブラシの使い心地について、熱心に話していました。
入れたばかりのブリッジはまだ口の中に納まらなくて、居心地が悪そうにしています。カチカチと文句を言っています。
↓前の日記
/ 次の日記↑
|
|
|
|
|
|
|
|
|