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一難去ってまた一難。
2006年06月17日(土)
イラクに派遣されていた自衛隊が、ようやく来月末に撤収するという見込みが政府から発表されました。今までのところ、大きな戦闘もなければ、被害も出ていないので、あと一ヶ月、無事であって欲しいと思っていたやさきです。
今日(17日)の昼頃から北朝鮮でミサイルへの燃料注入の準備が進んでいるというニュースが通信社、新聞社が横並びで報道をはじめました。北朝鮮というのは6月頃に、毎年もっとも食料が不足するのだそうです。去年の秋の備蓄が底をつき、今年の収穫にはまだ少し早いという時期にあたるということです。ですから、6月は剣呑な月だと聞いたことがあります。
これはいったいどのような進展を見せるのか今のとろこ予断を許さない状況です。
イラクの自衛隊撤収や北朝鮮のミサイルとはくらべものにならない事象ですが、毎年6月は大学のゼミでは、教員のどきもを抜くような事件がおきたり、ため息をさそうような発言が転がりでたりする時期でもあります。裏を返せば、ゼミが軌道に乗る時期なのですが。 でゼミ生のほとんどが「専守防衛」という言葉そのものをしらなっかったのです。文学部日本文学科ですから外交や防衛に感心が薄いというのはいたし方ないのかもしれませんが(1945年以降の現代文学を学ぶには外交の歴史を知らなければいけないのですが)、それにしても、これはちょっとショックでした。
ここ数年、防衛論議はさかんにされていますが、「専守防衛」はその論議のかげで忘れられようとしているようです。比喩ではなくて言葉そのものを知らない大学生が増えているのは事実をして受け止めていいでしょう。 なんだか北朝鮮のミサイルよりもこっちのほうが難儀に感じられるのは、学校で先生なんかしているせいでしょうか?
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