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桜前線を
2006年04月29日(土)
飛行機で青森に飛んで、列車で太平洋沿岸を南下してきました。青森空港周辺にはまだ雪の塊が残っていました。雪の溶けた斜面には黄緑色のふきのとうがたくさん芽を出してしました。
弘前のりんご畑はまだ冬。りんごの木はようやく雪から開放されたところで、新芽を吹くのが今年は少し遅いようです。連休中におおぜいのひとでが予想される弘前城の桜は濃いピンク色の蕾でした。もうひとおしで開花しそうな感じ。ちょっと暖かくなればたちまち満開でしょう。
八甲田山の東側の八戸あたりになると、幾らか新芽が芽吹いた木もありましたが、春らしい気配が出てくるのは盛岡を過ぎたあたりからでした。このあたりで、寝てしまったので、花盛りの桜があちらこちらに点在している様子は見逃してしまい、同行者から聞いただけです。
仙台でももう桜が散り始めていました。松島の瑞巌寺では本堂前の臥龍梅が紅梅、白梅とも満開でした。山門を入ったとたんに甘い梅の香りがあたりに漂っていました。天然記念物の塩釜桜がある塩釜神社に足を伸ばしました。塩釜桜は小型の八重桜ですが、これはまだ蕾。染井吉野の古木や、社殿前の枝垂れ桜や、濃い緋色の緋寒桜などは満開からやや散っているところでした。 桜の名所で大勢の人が来るというよりも、近所の人がもう桜が咲いた頃だろうと、散歩がてらに立ち寄ったり、勤めに帰りにちょっと大回りをして神社の境内を横切ったりする人の姿が目立ちました。北国の人は花が咲くのがほんとうにうれしそうです。 もちろん、青いビニールシートを敷いたお花見の家族連れの姿もありました。
仙台より南はもう桜の季節も過ぎて、新緑の季節へ移って行くところです。
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