中沢けい公式サイト 豆畑の友
ホーム プロフィール・著作リスト 中沢けいへの100の質問 中沢けいコラム「豆の葉」 お問い合わせ
中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

吐くか食べるかそれが問題だ

2006年02月15日(水)

 夜中に突然、心臓がばくばくしだしました。また例のよって自律神経の失調症だなと、これは何度も経験があるので「嫌だなあ」と思いつつも、それほどあわてることもなかったのですが、その時、何を思ったのか台所にあったプルコギ(牛肉の絡め焼き)をレタスに包んでほうばったのです。我ながら理解に苦しむ行動です。

 どうなったかというと、なんと喉にどうもそのプルコギレタス包みがひっかかっている感じがあって、なかなかとれません。自律神経の失調症のほうはとうにおさまっているのに、喉及び食道が苦しい。で吐いてしまおうか、それとも、ごはんをゆっくり噛んで食べようか、夜中に二者択一で輾転反側しました。吐いてから食べるという手も考えました。少なくとも食べてから吐くよりもましな気がしました。

 吐くのはあまりやりたくないけど、ご飯はちょうど炊いたご飯がなくて、お米を研ぐところからやらなくちゃならないし、ああ、どうしようどうしようと思っている間にとうとう夜が明けてきました。フィギアスケート男子のライブを見ようと思ってたのに、それどころじゃない。結局、ご飯を炊いて、それをゆっくりゆっくり噛みながら食べてみました。それでも今朝は胃が重い。しかし、なんだって、自律神経失調症の発作の最中にプルコギレタス包みなんかを食べる気になったのだろう?これからはごはんはよく噛んで食べます。今日、歯医者さんを予約してあるから、歯もちゃんと治しておこう。いやハムレットもびっくりの一夜でした。これってあのお経を唱えるプリンターのたたりかしら?

↓前の日記 / 次の日記↑

   
談話室 リンク集「豆の茎」 メルマガ「豆蔵通信」 サイトマップ