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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

ミャンマー人と間違えられる

2004年07月31日(土)

 先週の土曜日のことでした。ともだちが入院している東京医科大学病院にお見舞いに行きました。ロビーで女の人から声をかけられたのですが、なんだか解らない言葉で話しかけてきます。「何語だろう?」と首をしばらくかしげてました。それで、とりあえず日本語で「今日は暑いですね」と言ってみました。
 
 「日本語が上手ですね」といわれたので、ははんこれは何か間違っているなあと思いました。
「ネイティブですから」と言って笑ったら、とたんにその女性は困った顔になってしまいました。ちょっとあわてています。
「いえ、ミャンマーの人だと思ってのです。ごめんなさい。」
「じゃあ、今のはミャンマー語ですか?ミャンマー語の勉強をしているのですか?」
「少しだけミャンマーにいたことがありまして」
 たいへん恐縮した様子でそう言っていました。ミャンマー人に間違えられてたのは初めてでした。なんだかちょっと気まずいので、その人にミャンマーのことを少しだけ教えてもらいました。

 そういえば、韓国の出かける前に銀座の鳩居堂へお土産を選びに行ったら、そばにいた人から英語で話しかけられたので、片言の英語で答えておきましたが、きっとあの人もどこか別の国の人と私のことを思い込んでいたふしがありました。この時はなんだかだましたようで、その人が売り場から居なくなるまでに日本語を使わずに済ませました。でも何人だと思ってのかな。聞いてみたら意外な答えが帰ってくるかもしれないなあと思いました。

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