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トラジ、トラジ、トラジ
2004年07月25日(日)
韓国の市場ではトラジをよく見かけます。トラジは桔梗のことです。食べるのはどうやら根っこの部分みたいです。桔梗は日本でもよく見かける夏の花ですが、どういうわけか食べるというは話はあまり聞きません。
慶州はここのところ雨降り続きだったと言います。新潟や福井に豪雨をもたらした梅雨前線の延長が朝鮮半島にもかかっていたのです。韓国では梅雨をチャンマ(長雨)と呼びます。私が慶州に行った時は幸い久しぶりのお天気となりました。(晴れ女は誰だ?)
晴れれば暑いのですが、川の土手にはオミナエシがたくさん黄色く群れていました。また、あちらこちらに桔梗の花が、白と紫で入り混じりながらさいていました。昔「トラジ、トラジ」と繰り返しのある歌を聴いたことがあるのですが、いったいどんな歌だったかそれ以上は覚えていません。でも、故郷の桔梗の花を懐かしむ内容だったと思います。
紫の花だけでなく、白い花も混じると、とたんに華やかな感じがする桔梗でした。この桔梗、東京近辺では平将門の愛妾の名前が「桔梗」で、将門はその桔梗に裏切られて敗戦に追い込まれたそうです。それで将門塚には桔梗が生えないという伝説を聞いたことがあります。
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