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今夜、世界は騒がしい
2005年07月22日(金)
ロンドンでまた爆発がありました。連動しているのかどうかわかりませんが、イラクでもひどい自爆テロがあったと伝えられています。2週間前のロンドンの爆発事件の時にもイラクで大規模な自爆テロがありました。
今回のロンドンの爆発は小規模だと伝えられていますが、たとえ小規模でも、忘れた頃にまた爆発があるというのはロンドン市民にとっていやなものでしょう。
人間は「忘れること」ができるから安心して生きてられる動物なのですから。これまでの数々の厄災を全部、忘れることなく記憶していたら、きっと怖くて生きてられないはずです。それを忘れさせない作戦だとしたら、こんないやなテロはありません。沢山の負傷者や死者がでる大規模なテロよりも、全てのロンドン市民とロンドンを訪れる人々が、不安を抱えた状態になってしまうのですから。まだ今夜のところではテロなのかどうかはわかりませんが・・・。
今夜、中国は元の切り上げに踏み切りました。2パーセントですから、たいしたことはないのですが、これは始まりに過ぎないのでしょう。将来的には10パーセントを超える切り下げが行われるでしょう。問題はその速度です。案外、早いのではないでしょうか?それでどうなるのかっていうのはやはり人の頭(専門家)を利用したいところです。
日本でも固定相場から現現在の変動相場に移行するときには狂乱物価などのインフレに悩んだ時期がありました。中国ではいったい何が起こるのでしょうか?人の数が多く、沿海部と内陸部の経済格差が大きいので、日本以上の不安定要素がありそうです。日本の歴史と中国の歴史を睨み合わせて見てみると、中国が揺れるときには日本も揺れるのですから。
もし元の切り下げが順調に進めば、これまで以上に中国からの留学生や観光客が増えることは間違いありません。そうなって欲しいと思います。
それにしても世界は騒がしいです。これからもっと騒がしくなるような予感がします。
(22日AM10:00 追記)ロンドンの爆発はやはりテロでした。ブレア首相も心理作戦と見ている談話をだしています。 中国は通貨バスケット制を採用したということです。元の切り上げはアメリカの圧力が強かったのですが、それがドルの地位の下落を招くという皮肉な結果を生みそうです。
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