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インド料理屋
2005年05月22日(日)
たいていの人はカレーが好きですが、日本人が好んで食べているカレーは、インドからイギリスに伝わってシチュー風に変化したものを、今度は日本で洋食の一種にアレンジしたものだそうです。カレーってほぼ地球を一周してしまったお料理なんですね。
が、本格的なインド料理の評判をいまひとつ。デリーに中華料理屋はできても、北京にインド料理屋はできないなんて言う人もいます。確かにカルカッタにもデリーにも中華料理屋さんはたくさんありました。で、カレー味にあきたら中華料理屋さんに行けばいいというインド旅行のコツを教えられました。
最近、銀座でインド料理の店を二軒も見つけてしまいました。一軒は銀座一丁目です。で、入ってみました。一人で。インド人?らしきコックさんがガラスの向こうでナンを焼き、タンドリーチキンを焼いていました。暑い国で、いかにお腹をこわさないか、いかに消化の良いものを食べるか、そして食欲を刺激するかという工夫をしたお料理です。たまに食べたくなるのです。おいしかったのですが、なんだか洗練されすぎているような気がしました。
最後にマンゴウジュースというメニューを見つけて「甘いのですか?」と質問すると「ええ、とても甘いジュースです」という答えが返ってきたので、注文するのをやめました。カルカッタで飲んだ塩辛いマンゴウジュースが飲みたかったのです。そんなものって、誰もそのおいしさを認めてくれないのですが・・・。かわりにマサラ茶を飲みました。店の奥ではインド人らしき身奇麗いなグループでおいしそうに食事をしてました。
インド料理屋の裏に回るとなぜかチャンドラ・ボースビルというビルがありました。チャンドラ・ボースというのはインドの偉い人だったような気がするのですが、どうしてもどんな人か思い出せません。どなたかご存知でしたら、教えて下さい。なぜ銀座一丁目にチャンドラ・ボースビルがあるのかも解らないのですが、もっと不可解なものを目にしました。
そのビルには「海女」というキャバレーが入っているのです。たぶん「あま」と読ませるのでしょう。で歌やダンスなどのショーを見せる本格的な実演(おお、おっそろしく古式ゆかしい言葉だ、今はライブって言わなくちゃね)を見せるキャバレーのようです。海辺の町の歌手兼踊り子がひとりしかいないような寂しいキャバレーなら「海女」でも解るのですが、いったいどういうセンスで命名したのだろうとしばし「?」でした。「海女」とチャンドラ・ボースの組み合わせになるとますます奇妙でした。
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