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馬鹿にならない
2005年04月11日(月)
中国での反日デモが広がっています。第一次天安門事件が1976年、第二次天安門事件が1989年、中国はおよそ10年おきにおおきくゆらいできました。
昨年、夏ごろから中国内陸部では10万人規模のおおきなデモや暴動が繰り返されています。理由はさまざまです。サッカーの時の観客の反応も含めて、反日デモもそうしたデモや暴動の一部でしょう。
こうしたことで日本人の中国に対する感情が悪化するのはある程度止む終えないのかもしれませんが、相手方の事情はもっと複雑です。日本も1960年代に反米闘争を含む安保反対闘争でおおきなデモがありました。中国は現在そうした時期にさしかかっているにちがいありません。
日本人が幾ら反米デモを繰り返しても、アメリカ人はさしたる関心をもたなかったようです。が、中国人が反日デモを繰り返すことで、日本人はかなり感情を悪化させそうです。なにしろ、けなされるのが苦手という国民性がありますから。早くに経済的な豊かさを達成した国の余裕を見せることができるかどうかが試されているのではないでしょうか?
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