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スマトラ地震インド洋津波とテレビ
2005年01月04日(火)
スマトラで地震が起きたのは26日の日曜日でした。あいにくこの日からテレビも新聞も年末年始の進行になるところが多いのです。加えて地震があった現地からの情報は乏しいでしょうし、邦人の安否確認も難しい状況 であったにちがいありません。
それにしても、地震・津波関連のニュースがテレビ、新聞ともに少なすぎるように感じます。かなりの数の邦人の犠牲者が出ていると予想されているにもかかわらず、テレビは予定された年末年始の番組を放送していました。邦人犠牲者が500人以上と予想されるにもかかわらずです。もっともこの数字も1月3日になって外務省に安否不明と連絡があったものをまとめた数字です。
失われた人命から言えば阪神大震災以来の大災害となる可能性もあるのに、テレビ局のこの対応には首をかしげざるおえません。さらにこの災害は外交問題も含んでいて、より複雑な様相を持っています。
日本政府の対応はかなり早いものがありました。ちょうど任務を終えてインド洋を航行中の自衛隊の艦船が派遣され、医療チームが現地入りし1月1日には5臆ドルの援助を発表しています。また津波監視システムの構築などを1月6日にジャカルタで開かれる緊急首脳会談で提案するとしています。もっともメディアが通常の番組で、大騒ぎをしていたら、この反応さえ遅いと非難されたかもしれません。
今回のメディア対応の遅さ鈍さは単に年末年始という時期であったためにおきたものでしょうか?どうもそれだけではなさそうです。(この項、明日に続く)
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