|
|
|
|
|
|
昨日の桜、今日の桜
2011年04月07日(木)
東京の桜が満開になったというニュースが出ていました。管理人の豆蔵君も都心でお花見の様子。家に帰ってきたら、例によって写真をアップしてくれるでしょう。
まだ蕾の写真は3月30日。飯田橋の駅近くで撮影しました。蕾は膨らみだした様子を写真にとっている人が大勢いました。
牛込見附の交番の前に救急車が停車していて、不思議に感じたのは、たぶん3月30日のことだと思います。日付の記憶がやや曖昧なのですけど。さほど緊急という様子もなく救急車が停車していたので、これはいったいどうしたことだろう?と不思議に感じたのでした。結局理由はわかりませんでした。
2枚目の写真は4月5日。同じ場所で撮影しました。もうすぐ満開というちょっとだけ手前。外濠の桜は見事に咲いて、お天気も上天気。この20年ではかなり遅い開花だというお話を聞きましたが、私が小学校に入学した頃、もう45年も前ですが、その頃、桜が満開になると言えば、4月7日前後が当たり前でした。東京近郊の話です。桜の花の開花はだんだん早まって、卒業式の頃に咲くのも珍しくないようになりました。入学式に咲く桜が珍しがられるってのも、気候の変化を感じるとともに、年齢によって感じ方が変わるのだなあと思わせられました。4月になってから満開になったほうが、空気が暖かくなっているので、お花見にはぴったりです。3月と4月では夜の冷え方が違いますから。法政大学の前の外濠の桜も満開です。
さて4月5日。こんどはボアソナードタワーのほうの交差点に消防のはしご車とパトカーが停車していました。これも救急車のときと同じで、急いだ様子はみられません。ただ、止まっているだけ。昼過ぎのことです。
翌日、4月6日、昼過ぎに地下鉄成増駅の階段を下りていると、突然、ウィ〜ンウィ〜ンパォォンパォォンと警報と思しき音が鳴り響きました。「はて」と思っていたら「緊急用放送の試験中です」のアナウンスがありました。壁に新しい茶色いスピーカーが取り付けられてました。地下鉄サリン事件の時にも、こんなことはありませんでした。
原発事故はまだ進行中で、表面的には小康状態に見えますが、原子炉の格納容器の損傷が伝えられたり、格納容器内部の水素爆発が起きる可能性が伝えられたりと、報道の推移に注意してみると、より深刻な事態が進んでいるのを、なんとか食い止めている様子です。TVの報道でも、再臨界が起きているのではないという推測が、流れ始めています。地下鉄のスピーカーや停車している救急車、消防のはしご車などが、原発事故による緊急事態に備えたものでないと、良いのですけど。どうも、それとなく、緊急事態の準備が進められているように思えてなりません。
↓前の日記
/ 次の日記↑
|
|
|
|
|
|
|
|
|