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なんなんだ。この騒ぎは!
2010年09月22日(水)
「公文書偽造事件を調べていた主任検察官が、証拠偽造で逮捕された」って、理解しがいた事件というか、何というか、一番の疑問は「なぜそこまでして、事件を成立させたかったのか?」ということです。主任検察官によるFDデータ偽造が報じられたのが今朝。主任検察官が最高検に逮捕されたのが夜に入ってから。
まさか関連はないと思うけれども、21時過ぎ、つまりNHKのニュースが半分ほど過ぎた頃にツイッターにアクセスしようとすると、ホームに大きなhの文字が出てアクセス不能。10時過ぎに豆蔵君から「どうもツイッターにアクセスしないほうがいいですよ」というメールが来ました。豆蔵君情報によると、携帯などからは問題なくアクセスできるらしい。どんなことが起きているのか機械音痴の私にはわかりかねますが、ツイッターの脆弱な部分を攻撃されたとのことでした。最初はウィルスかと思ったのですけど、ウィルスではないってことで、なんだか奇妙なことがおきているらしいです。
今夜あたりツイッターで「検察官によるFDデータ偽造事件」の感想を、有名な人のものも、無名な人のものも聞いてみたいものだと思っていたのに。「まさか関連はないだろうけれども」と言うのは「もしかしたら関連があるの?」の意味の裏返し。
加藤陽子の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ 』を読んでいたら、太平洋戦争中の戦死者の数は新聞の地方版には掲載されたけれども、全国版には載らなかったとありました。みんな大本営発表を信じ込まされたとは聞いていましたけれども、そんなふうに、情報を細かく分けてしまうという手段をとっていたなんてのは初めて知りました。情報操作として手が込んでいるし、現代でも使えそうな手段だなと感じました。さらに戦争末期になると民需に応じる会社の株価が上昇したともありました。情報操作、情報統制をしても「口コミ」は生きているのです。と言うよりも情報操作、情報統制をすればするほど「口コミ」はよく機能するものなのかもしれません。民需の株価が上がったと言うのは「長谷川巳之吉」を読んだときに、戦争末期に出版各社が空前の利益を上げていたと知ったときと同じ驚きがありました。
だから「たぶん関連はないだろうけれども」「もしかしたら関連はあるの」なのです。
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