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火だすき
2008年06月16日(月)
焼物に火だすきという柄が出ることがあります。お茶碗やお皿を焼くときに、炎がははってしゅっとした模様が出るのだそうです。
一週間前に右手の親指の付け根から手首にかけて火傷をしました。ポットにお湯を注ぎすぎたので、少しこぼそうとして自分の手にかけてしまったのです。すぐに冷やした部分はあとが残りませんでしたが、手首のあたりに火だすきのような火傷の跡ができました。
先週末、大阪へ。西成で騒動があったというニュースが深夜のBS放送で流れていました。あの騒動はどうなちゃったのだろうと、朝、テレビをつけてみれば、速報のチャイムがなって東北の地震でした。西成の騒動は金曜日、土曜日、日曜日と三日も続いた様子です。
地震や騒動とはなんの関係もないkれども、右の手首の火だすきみたいな火傷のあとを時々、ぼんやり眺めています。
打ち明け話
2008年06月13日(金)
打ち明け話ができにくい世の中になったなあと感じることがあります。いや、別に私が打ち明け話をしたいわけではないのですけど。
へたに打ち明け話をするとじっと耳を傾けてくれる人はほとんどいなくて、いきなり、解決法やら解釈やら、まあ、その場の勢いで回答だけを言われるみたいなことが多いです。私もこのごろは人から打ち明け話をされることが多くなったから、もしかしたら、そんなことをしているのかなって考え込んでしまいました。なんか、試験問題に答えるみたいに打ち明け話に答えちゃうって癖が、ものすごく広がっている気がします。試験問題の答える訓練はずっと小さい時からしているけれども、他人の打ち明け話につきあう訓練はしてないから仕方がないってそういうことでもないんだけど。
人間の内面への無関心ってのは、どんな社会で幾らかはあって、それは仕方がないことかもしれませんが、そういうものが過度に広がると、心象風景とか、内的な葛藤が、人間の現実の行動にむき出しに出てしまうってことがあるみたいです。すさまじいことになるわけで。
ここ数年、学生の皆さんが提案した短編を4月から6月のゼミで読んでいました。今年は違うことをしているのですけど、昨年まで学生の皆さんの持ってきてくれた短編を読んでいました。で、その短編小説ではむごたらしい殺人事件が描かれていることが多くて、本心を言うとちょっと閉口していました。ただ小説は所詮作り物ですから、そこに描かれた殺人事件は、作者と読者の間に成立した心象風景と読めば読めないこともないのです。
もっともそこに描かれたむごたらしい殺人の場面と心象風景として読み直すのは、小説を長い間、書いてきてその発想法などを幾らか承知しているからそう考えられるのでしょう。そうでないと、心象風景をそのまま現実に置き換えることも可能なわけで、ため息が出てしまいます。幕末には血みどろの芝居がもてはやされたそうです。お岩さんが出てくる「四谷怪談」なども幕末の血みどろ繻美から生まれた芝居だと聞いたことがあります。 人間が心の中に育てる価値観というものも、ずいぶんいろんな方向へ育って行くものなですね。
しかし、6月ってのはなんでこんなに惨劇が多いのでしょうか?打ち明け話以下のことは秋葉原の通り魔事件のニュースを見ていて、考えたことです。秋葉原の通り魔事件の前に、女性をさらってばらばらにしてトイレに捨てたという陰惨な事件もありました。その事件そのものは4月の出来事ではありましたけど、なんでこう次から次へと「絵空事」のような事件がおきるのでしょうか。
伊藤さん 梅雨入りしましたよ
2008年06月10日(火)
九州北部も梅雨入りしたそうです。東京はもうずっと前に梅雨入りしたというのに、今年は逆転現象だということでした。と、伊藤さんはもうカルフォルニアに帰っちゃったのかしら?
やっぱりけしの花
2008年06月07日(土)
いつだったか、管理人の豆蔵君が「なんかこの花が気になる」とMIXIに写真を掲載していました。あ、それはけしの花だよと教えたのを覚えています。で、私の家の周りにもけっこうけしの花が咲いていました。
けしは麻薬の原料になるので、栽培を禁止されています。昔、私の家の庭にも大きなけしの株があって、それを引っこ抜いたのを覚えています。で、今日、コンビニでなにげなしに週刊新潮を買ったら「全国でけしがふえている」というグラビアがありました。やっぱりけしの花はあっちこっちに咲いているらしいです。で、何が原因でけしが道端などに咲くようになったのかですけど、これが解らないみたい。
けしって、あんぱんの上についているつぶつぶもけしの実だと聞いているけれども、あんぱんを食べても問題はないみたいです。でもなんでけしが増えるのだろう?
葉っぱばかりを活ける
2008年06月06日(金)
新大阪駅のホームでひさしぶりに平松洋子さんに会いました。お話したかったのですけど、私は2人の同行者がいてしかも3人ともヘビースモーカーなので、喫煙車両へ。
それで平松さんが葉っぱが好きとおしゃっていたのを思い出しました。新緑の季節が過ぎて日増しに緑が濃くなる季節です。で、葉っぱばかり活けました。と行ってもちょうどベランダのヒイラギの木を切ったので、枝を捨ててしまうのがもったいなかったのです。花屋さんで買ってきた夏はぜも残っていました。思いついたのはお風呂場にもガラスの器で葉っぱを活けること。
前からお風呂場にグリーンが欲しかったのですけど、なにしろ狭いユニットバスなので、グリーンを置くのは無理かなという気がしていました。でもガラスの器に、枝物を入れればいいんだと気がつきました。それで花屋さんに行ってみたところ、なんと1メートル40センチもあるドウダンツツジの枝を見つけました。大き過ぎる!でも一本1000円。使い出がある。ということで一本1000円のドウダンツツジの枝を担いで帰りました。それをお風呂場に活けたらお風呂場はジャングル。 こんどはお風呂場の天井に二本設置してあるポールから花瓶を提られるようなネットがないかしらと探しています。
蓬ヶ島
2008年06月04日(水)
虎屋に「蓬ヶ島」というお菓子があります。大きなお饅頭の中に小さなお饅頭が入っているお菓子です。小さなお饅頭は5個入っているものと、7個入っているものがあります。小さなお饅頭のあんこの色は、それぞれ別の色をしています。7個の小さなお饅頭の入ったものは、全体で1キロあるそうです。注文で作るお菓子で、一度、作ってみたいと思っていました。
今年の春、姪っ子が中学生に、甥っ子が高校生になりました。そのお祝いに「蓬ヶ島」を注文しました。小さい饅頭7個いりは少し大きすぎる気がしたので、5個いりにしました。真っ白なお饅頭が箱いっぱいに入っていました。勿論、一人でこの巨大なお饅頭を食べるわけには行きませんから、切り分けることになります。切り口には3個のお饅頭が見えるということに甥っ子が妙味を持って、なせ3個しか見えないのかと説明してみようと考えはじめました。
小さいお饅頭でさえ、ふつうのお饅頭と同じくらいの大きさがあります。これを4つ並べて、その上にひとつお饅頭を置き、全体をあんこで覆い、さらに白いお饅頭の皮で覆われているというものです。だから切り口は3個しかお饅頭は見えないのですけど、甥っ子は斜めに切ればもっと見える位置があるのでは?とかいろいろ考えていました。お饅頭の下のほうを切れば4個の小さいお饅頭が見える位置がありますが「それじゃあ、反則みたいな気がする」ということで、逆にまったくお饅頭が見えない切り方もあることに気づいたり、なんだかお饅頭というよりもパズルみたいな感じで楽しみました。
ほんとにバターがない!
2008年06月03日(火)
今日、買い物に行ったらバターがなかった。お店の人に聞いてみたら一日に10箱入ればいいほうで、だいたい午前中に売り切れてしまうのだそうだ。バターがない!という新聞記事を見てからもう一ヶ月もたっているのに、ぜんぜんふえていないみたい。
バターだけで済めばいいけど。お米がないなんてことになったりしたらたいへん。そうそう小麦もえらく値段があがっているらしい。
車にガソリンを入れたら、こっちは高い高い。からっぽの燃料タンクを満タンにしたら、一万円超えそうな勢い。
穀物高騰。原油高騰。それに中国の地震の影響がどんなふうに出てくるのか解らない。
それにしてもバターがないなんて。
大阪の女(ひと)
2008年06月01日(日)
たぶん5月の中ごろだった。21時に東京を出る新幹線で、新大阪着が23時30分頃。それから御堂筋線に乗り、天王寺まで行く途中の車内に、ちょっと目立つ美人がいた。目立つというのは首から上、つまり頭と顔は和服用のヘアスタイルにメイクで、「美人」の見本のような感じ。で首から下が、こっちはやや「ギャル」というのか、薄い生地のミニスカートに今流行しているスモック(とはいわなくてチュニックというらしいけど)を着ているという、なんとなく若いスタイル。たぶん20代前半から半ばくらいの年なのだろうけど、なにしろヘアスタイルが大きめの夜会まき風のスタイルだから貫禄があるのに、なぜか服装は可愛い子ちゃん風というアンバランス。
御堂筋線に乗り込んできてのが「なんば」だったから、たぶんホステスさんで、お店では和服を着ているんだろうと思ってそのアンバランス嬢を眺めていたら、真剣な顔で携帯メールを打ち始めた。で、メールの返信がすぐに来たらしい。返信メールを見たとたんに目が釣りあがるほど怖い顔になった。で、やにわに頭に手をあて夜会巻きの堺目にささっているヘアピンを抜き出した。大きく膨らませた髪だから、なかには梳き毛が入っているはずで、ヘアピンやUピンを抜くのはいいけれども、いったい梳き毛はどうするのだろうと、なんだか固唾を呑んでしまった。 ヘアスプレーでかちかちに固めた髪を崩しにかかった彼女を見て、驚いたのは私ばかりではなかった。前に立っていた年の頃なら20代後半くらいのサラリーマン氏もたいそう驚いたみたいだ。目が飛び出すという表現があるけれども、まさにそんな顔で、ヘアピンを抜く女性をまじまじと眺めていた。目をそらすのを忘れてしまったみたいな顔だった。上等な生地の紺色のスーツにアイロンが良くかかったYシャツ。ニットのネクタイを緩めているところが、新入社員と差をつけた感じのやや髪を長くしたサラリーマン氏だった。
で、かのアンバランス嬢は頭をさっと一振りする。するとヘアスプレーで固まった髪の半分くらいが、ほどけてばらばらと肩の上に散った。でも半分は、まだ固まったまま。よっぽど厳重にスプレーを吹き付けたのだろう。ちょうど電車の席が一人分あいて、彼女は腰を下ろすとまた、なにやら真剣に携帯メールを打ち始めた。目が飛び出しそうな顔で、彼女を見ていたサラリーマン氏はもう人ごみにまぎれていた。女の人が髪をほどく姿というのをあんなに怖そうな顔で見ている男の人を始めてみた。心底、怖そうに見ていた。
昨日食べた
2008年05月28日(水)
かれいのお刺身がおいしかった。それからぷちぷちと泡が出る日本酒もおいしかった。シャンパンみたいな感じ。
それで、また写真を撮るのを忘れてました。
仕事の合間にちょこっとネットのニュースを見る。四川の大地震は台北も揺れたという第一報から、注意してみていた。成都にも行ったことがあるし、都江堰にも行ったことがあったので、いったいどうなっているんだろうと、ネット配信される記事を読み予想以上の地震の被害のひどさに驚いていました。成都に行った時「蜀の犬は陽を見るとほえる」ということわざを教えてもらいました。蜀は四川の昔の呼び名。で、昔からあまりすっきりと晴れることが少ない地方なのだそうです。ですから、たまに快晴になると、お陽さまを見慣れない犬は驚いて吼えるのだそうです。快晴が少ないということは、地震後の感染症の手当てなどには苦労させられそうだなと感じていました。
今日になって李白故居の様子を写した写真がネットニュースに掲載になっていました。李白故居の中庭でお婆さんたちが孫をあやしながらマージャンをしていたのを思い出しました。それから細長い口がついた薬缶でお茶を入れてもらったのも思い出しました。写真で見る李白故居は、築山が崩れて茶色の土砂が庭を埋め、壁もまた崩れ落ちていました。
なんだかにがいわたの入った鮎が食べたいんだけど、どうしてだろう。昨日はちょっとしたお祝いで日本料理を食べたのですけど、ゴマ豆腐の上に稚鮎を甘辛く煮たのが載っていました。それでますます、ハラワタの苦い鮎が食べたくなりました。
いさきと夏みかん
2008年05月27日(火)
お昼にいさきの干物を食べた。先週の日曜日に鎌倉の駅浦にある干物屋さんで買ってきたいさきの干物を冷凍にしておいたもの。5月になると父がいさきをバケツに何杯も釣ってきた。
夏みかんを食べたら、子どもの時に住んでいた家の台所の昼下がりを思い出した。夏みかんの季節になると母が近所の八百屋さんに夏みかんの出荷を手伝いに行っていた。それで、たくさん夏みかんをもらってくるので、皮を剥いて砂糖漬けにした。砂糖漬けはそのまま食べることもあったが、冷たい水に溶かして夏みかんジュースにして飲んだ。
今年は苗ものが出回るのが遅いと花屋さんが話してしました。いつもはいっぱい売っている朝顔の苗もやっとひと株見つけて買ってきました。
ネットのニュースで空き巣の操作中にパトカーが別の警察官に駐車違反切符を切られたという記事を見つけました。2、3日前にはパトカーが速度超過で違反切符を切られたというのもありました。どうなっちゃっているんだろう?
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