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「豆畑の朗読会」演目ノート

2005年06月25日(土)

豆蔵(ながしろばんり、vo,g)
 ・6月の雨の夜、チルチルミチルは 作詞作曲:友部正人
 6月の夜の朗読会ということでオープニングはこれがよかろうと。惜しむらくはこの曲のときにしっかり雨を降らしてくれればというところ。むしろ雨を呼んでしまいました。
 ・夜明け前 作詞作曲:ながしろばんり
 9.11と同時に生まれて、三年たって徐々に曲がついていった。曲で語るという「希釈」がなければ、とても飲み込めないし、吐き出せない。
 ・探索鉄道デ 作詞:ヨケマキル 作曲:ながしろばんり
 ネット詩界の天才愉快犯・ヨケマキル作品に頼み込んで曲をつけさせてもらった。ながしろライブではスタンダードのこの一曲を、初めてお目にかかる方へ。

太平洋プロジェクト(寳洋平,txt、河上大樹,music、下原資翠,T-shirt)
 ・寶洋平「サーカステント」(書き下ろし)
 童話作家・安房直子の短編「青い花」からインスパイアを受け、その世界をベースに続きを書いた作品が「サーカステント」です。河上さんと下原さんにも「青い花」を読んでもらったうえで、音楽、Tシャツをそれぞれ用意してもらいました。

そら吹き(氷月そら,fg+加藤一真,vn)
 ・ベートーヴェン「三つの二重奏曲(Drei Duos)より第一曲

深山洋平(reading)+山本慧之(music)
 ・深山洋平「永遠」(書き下ろし)
 本来はもっと長い話になるようなイメージを持っていたのですが、朗読会用に少しストーリー性をもたせました。イメージよりもずっと良い作品になってくれたように思います。音楽選びも予想よりは楽に進められました。聞いてくださった方に映像を届けやすい音楽を選べたと思います。
 作品のテーマなどは読んでくださった方、朗読を聴いてくださった方の想像に任せます。皆さんの心に少しでもこの作品が留まってくれれば幸いです。
 音楽は大学の友人が担当してくれました。ちょっとしたハプニングもありましたが、それはご愛嬌。本番2時間前に音を流す人物がいないことに気付き、「音、流して。」と就活帰りの彼を呼び出し急遽音楽担当に。たまたま会場の近くにいたからいいものの、いなかったらどうなってたことやら。これでは何もないほうがおかしいですよね。

中沢けい(reading)
 中沢けい「雨の日と青い鳥」(光村図書 国語2所載)
 2006年から使用予定の中学校2年生用国語教科書のための書き下ろし作品 ただし朗読会バージョン。

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