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虹と空とトリペル
2010年10月02日(土)
きのうは午後にさらに降った。散歩にいこうとして、行かれなかったくらいだ。トメを合気道に連れて行ったとき、大きくてクッキリした虹が二本もかかった。根っこまでクッキリしていた。帰りにフリーウェイをおりたら、エンシニタスの方に根っこがあるので行ってみた、近づいたらランチョサンタフェの方だとわかった、それでまた行ってみた。しかし近づいたらそれは、ラコスタキャニオンの山の方角にあった。それで帰って来た。もうそのころには暗くなり始めて虹もよく見えなくなっていた。西の空が、雲と光で、物凄かった。風と光で、というべきか。雲は刻々変わった。色は赤と黄色と青と黒だった。それも刻々変化した。うちに着く頃になると、その複雑さが薄れて、ただざあっとした雲が空をおおって、それですっかり暗くなった。帰ってつれあいに、虹の根っこを追っかけていて遅くなったといったら、虹に根っこなんてあるものか、虹とは完璧な円を描いているのだ、下が地面で消されているだけだといわれて驚いたのなんの。しかし人間の夢というものを解さない男である。虹にかまけて、行こうと思っていたKarl Straussに行きそびれた。ベルギー風トリペルは9月いっぱいであった。来年まで待たなくちゃならぬ。いや、これはビールの話。
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