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どっどどどどうどと20日の予定
2010年09月19日(日)
カシタンは俗にマロニエといい(俗っつーかフランス語だ)英語ではウマグリといい、ポーランド語ではカシタンと呼んでいたのだ。もしかしたら、どどっどどどうど、賢治に出てくる栃団子を作るトチの実とはコレではないかと気がついたのは、むかし、ワルシャワでぽたぽた落ちてくるのを必死で拾っていたときだ。拾わざるをえなくなるのだ、その実を見ていると。あの頃はwikiはなかったが、本やなにかで調べた。そしたらたしかにそうであった。食べられないと書いてあるものもあったが、じつは食べられる。ただドングリのような手間のかかるプロセスが必要なのである。で、水につけて食用にしてみようと試みたが、めんどくさくなってやめた記憶もある。ここの公園に生えているのはワルシャワのあのカシタンとちがって、実(というか、クリ状の実をつつんでいるぶ厚い果実のようなもの)にとげがない。カシタンやマロニエはセイヨウトチノキであって、これは日本産のトチノキである。トチノキは、賢治も書いてるくらいだから、もう少し北の土地の産のようだ。ここでは葉っぱがすっかり日焼けして痛々しい。 20日は立教大学で「河原荒草」について話し、K池さんと対談します。くわしくはこのサイトのHOMEへ。 21日は「詩人の聲」第534回京橋の東京ユマニテにて。くわしくはやはりHOMEへ。 おいでをおまちしています。
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