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新刊「おっぱい完全版」と白骨とキムチ

2010年09月06日(月)

かくの忘れてた、新刊が出ました(ここのHOMEにも管理人さんに頼んで出してもらいました)。「良いおっぱい悪いおっぱい完全版」中公文庫。前にも集英社文庫になってるが、今回は必死で書き直して書き足して、今の自分でもどうどうと「あたしの本です」といえるようになった。中公のM浦さんが企画し、ターミネーター計画なんてのを考え、ノセてくれたおかげである。とりかかる前は書き直しなんてできるのかと不安であったが、やりおえてみたら、やってよかったと素直に思える。ゆうべ、いや2日前? 「白骨」について考えていて、どうしても白川静からの引用がほしくて、手元にないのでいろいろと手段を考えたあげく(頼りになるO川さんは忌中なので遠慮して、Y坂さんは週末で連絡がつかなかった)、A上番頭さんにメールしたら、「字統」なら大学にあるというので、借りてきてもらってすきゃんして添付してもらって無事手元に。どんなに助かったかしれませぬ。「字統を持っている」だけではだめで(I牟礼さんちにあるのは知っている。J野教授のとこにあるのも知っている)かつ「ハイテク」な人でないと、こぴーしてすきゃんしててんぷして、まではできないのである。今うちのFAX機がこわれたままなので、すきゃんして以下が必要になるのであった。きょうはザイオンという韓国食品マーケット(ザイオンとは英語読みでシオンという意味。すごく宗教的な名前だ。日本食品屋はミツワとニジヤなのに)にいき、このごろはまっていたキムチをどっさり仕入れてきた。乳酸菌発酵の味に酔いしれておる。

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