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ポニョとトメ
2010年01月22日(金)
ひきつづき強風大雨波浪のポニョのような世界である。はじめての一人旅に出るのでわくわくしているトメを空港に送りに行ったところ(トメは姉たちのところへ行く)、Virgin Americanは14歳以下は付き添いが必要ということで書類になんかいろいろとかかされ、ゲートまでいかなくちゃいけなくなった。そして空に浮かぶまでそこにいてくださいということであった。飛ぶか飛ぶまいかはらはらしていたのでかえってすっきりした。おりからの荒天で飛行機は遅れに遅れた。2時間半遅れて飛び立って、ついた先には姉がゲートにまで来て待っているということになり、トメはたいへん不服そうであった。これでは犬の移送と同じである(じっさい、ルイはそうやって手元に送られてきた)。なんやかやで5時間空港にいたのである。ひどい日であった。疲れはてて首がかたまってしまったので、きょうはBoddington。クリーミーさがたまらない。これは前に、こう評した記憶がある。日だまりであったまってしっかり熟したイチゴを、繊細にたてた上等生クリームをつけて食べてるようなビール。つまりきちんと甘くきちんと苦く、きちんとすっぱく、かつ本質(イチゴ)が、なにか(クリーム)で薄められて複雑になってるような味なのだ。このビールの特徴はやはりそのクリーミーな泡立ちで(そのために缶に何かついている)そのクリーミーさがクリームを連想させるわけ。きょうのはすこし冷やしすぎたのでイチゴの香りがしない。
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