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イチローとタケ
2009年06月18日(木)
仕事ぜんぜんできてない。トメ、夏休み。N田さんたち、きのうはパドレス戦のイチローをみにいった。ヒットは出なかったようだ。父に、N田さんたちがイチローみにいくんだよといったら、えっ、イチローと電話のむこうでわくわくしているので、あたしは行かないけど、といったら、「なんで行かない、イチローはみられるときにみとかなきゃだめだ」と怒られた。たしかに。 きのうN田さんたちが帰るとき、車で出ようとしたら、タケが門のところにたたずんで、ほんとうに悲しそうな顔をして見送っていた。あんな悲しそうな、感情のこもった犬の表情は、見たことがない。犬は感情をひきずることがない。でも忘れることもないような気がする。たとえば三年後にN田さんたちが来たとしても、タケはきっとそれを思い出すだろう。砂漠につれていってもらって楽しかったこと。散歩になんどもつれていってもらって楽しかったこと。なでてもらったこと。自分はこの人たちが、初対面なのにとっても好きになったこと……。またぜひ来てもらいたい。タケのためにはぜひ再会させてあげたい人たちである。もちろん人間も楽しかったことこの上もなし。居ながらにして好信楽、和製ローストビーフもたこ土佐酢もおいしゅうございました。
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