中沢けい公式サイト 豆畑の友
ホーム プロフィール・著作リスト 中沢けいへの100の質問 中沢けいコラム「豆の葉」 お問い合わせ
伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

時差ボケと鳥の巣とエスキナンサス

2009年03月30日(月)

出入り口の脇にエスキナンサスの鉢がつるしてある。きのうの朝、水をやろうとして鉢をおろしたら中に小鳥の巣があった。巣をつくってほったらかしてしまったとなぜか考えて、ただ水をやって元に戻した。午後S子に、ほらほら巣があるよ、とみせたところ中に卵が一個入っていた。おどろいて元に戻した。もう親は来ないかもしれないと思ったが、そのあと、よくよく見ていると、親鳥が来てすわっているではないか。出入り口なので人は出入りするし、犬はうるさい。しかしそこに親鳥はすわっている。ずっとすわりっぱなしではなく、ときどきいなくなる。ごみ出しに出ようとしたら、ちょうどすわりに来た親鳥が「おっとっと」という感じで、逃げて行った。そしてあとで戻ってきた。すずめくらいの大きさのすずめのような色形の地味な鳥である(野鳥図鑑がみつからない)。卵はくすんだ白である。ゆうべは明け方6時まで起きっぱなして、それから10時半まで眠った。午後また2時間ほど眠った。目を覚ますたびに、ドロドロの泥沼から無理矢理引き上げられているような、いやーーな感じを味わうのである。

↓前の日記 / 次の日記↑

   
談話室 リンク集「豆の茎」 メルマガ「豆蔵通信」 サイトマップ