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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

天草

2008年12月01日(月)

B場さんとK下さん、Nちゃんとで天草の下見。天草の海は潮がみなぎり、とても美しかった。出発前にNちゃんのおみやげの東京カツサンドとB場さん持参の熊本カツサンド。宇土で小袖餅。大矢野の物産センターに寄って、魚の物色。「ギュウギュウ」というナマズに似た魚があった。海藻がおびただしくあった。Nちゃんは料理したくてたまらなくなったが、あとで買うことにして、下島を目指した。道端で老女がひとり「こっぱ」(乾燥芋)を干していた。立ち止まって話をきくうちに、こっぱもちの冷凍をどっさりいただいた。たこめしとおさしみの昼食のあと通詞島に渡り、牡蠣うちの人たちに話をきいた。磯に出ようとして、みんなすべってひっくりかえり、Nちゃんはしたたかに左手を打って、料理ができなくなった。牡蠣うちのおばさん(たぶん同年配)に話をききつつ、たべさせてもらったが、なんときゅうりのような新鮮さ。帰りに大矢野の物産センターに再度立ち寄って、Nちゃん、かわはぎと牡蠣を買い、うちに帰ったが、西の空に細い三日月と金星と木星がクッキリと。Nちゃんがいためた左手をかばいつつ作ったのは、牡蠣はにんにくいためワケギかけ、かわはぎは「泥汁」(M島酒店でもらったキムチを入れた)うまかった。それからM島酒店の湯どうふ。春菊。東京みやげの「江戸たまご」。番頭A上さんたち。M脇さん。深夜。

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