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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

メモ

2008年03月13日(木)

忙しい。獣医。洗車(ふつうはしないが、さすがに黄砂がひどくてジャパレンさんに返せない)。銀行。郵便局。病院。黒猫。電話。風邪。‥‥うう、山村暮鳥の詩みたい。
きのう、母は、家に帰ってきてすぐ「おとうさん、しとりで寂しかったでしょ」といった。それにたいして父は「あんただって、一人で寂しかっただろ」といった。ふたりで向かい合って、言い合っていた。
父が母のことをいうのに、二回「おふくろが」といった。一瞬とまどって、それがあたしの母、彼の妻のことをいってるのだとわかった。あたしが「おかあさんが」というから、ひきずられてるのかも。しかし今まで一度たりともひきずられたことはないわけだし、この呼称は父の母、つまりあたしの祖母を呼ぶときにしか使われなかったものだし、たいへん気持ちが悪いのである。いってる本人は気づいてるかどうかわからない。
きのうからいきなり「バンビーノ」にはまりまくり。前から気になっていたのをやっとおとな買いする気になったら、イイのである。昔の、はじまった頃の「蒼天航路」や「日露戦争物語」のような力がある。絵は‥‥うまいのかうまくないのかわからない。パワフルだけど。よしながふみの絵が、へたそうでなかなかうまいのだということがわかってきた。

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