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酒屋の夢
2012年09月12日(水)
カリフォルニアの友人夫婦をうちに連れて行った夢をみた。うちというのは、子どもの頃ずっと住んでいた板橋の家である。父と母がいた。まだあんなに老いおとろえていなかった。もてなそうとして、母がいろんなものを作っていた。料理もできて、いざ食卓にはこんでというときになって、ビールもワインもない。酒屋に注文して箱で買って届けてもらおうということになった。そうだよ、箱で買っちゃえばいいよ、でも多すぎない?と母が言った。あたしはしょっちゅう人を呼ぶから必要だからと説明した。父が不満げにぶつぶつ言ってるので、聞けば、千円札がいっぱい必要だから買わなかったというのである。こうやって年寄りにお金を使わせるような社会だと文句をいっておる。酒屋は近所の酒屋じゃなくて、電話帳にも父の携帯(現実にはそんなものもってなかった)にものってるサカイという店で、警察署の近くにあるんだそうだ。で、電話したのはいいが、家の場所をなんと説明していいかわからずに困りはてた。路地の裏のさらに奥まったところにある家であった。車は入ってこられない。バイクでなら来られる。さんざん説明して、交渉して、googleマップみればわかるじゃんと思いながら、もし届けてくださるなら注文するし、それがいやならよそに注文しますといったら、届けますということになった。で、一箱はドライ(あたしは好きじゃないけどお母さんが好きだから)もう一箱はプレミアムモルツ、あと一箱、エビスは何がありますか? ときいたら、ローハイドというのが出たばっかりだというので、それにした。家の外で電話をかけていて、家に帰ったら、まだ食べ物は食卓にも出されてなくて、みんな待っていた。えーー何やってんのよーーとイライラしたがそれを顔に出さずに云々という夢だ。さめていそいで書きつけにきた。明恵みたいと思った。忘れていたことを思い出した。あの板橋の家からどれだけ出たかったかということだ。どれだけあの家に帰りたくなかったかということだ。
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