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父とののしり
2012年04月02日(月)
父に電話してもうまくつながらないことがある。しかし独居する父に午後電話する人間はあたししかいないはず。なのに、つながらないと父は(つまり父には聞こえないらしいが、こっちは聞こえている)これみよがしに「なんだ、なんにもきこえないじゃないか」と不満をいいちらして電話を切る。かけなおし、「今のあたし」というと(こんどはつながった)「聞こえなかった」とまた不満をいう。それで、だっておとうさん、この時間にかけてくるのあたしなんだから、もうちょっと辛抱してよというと、「何も聞こえないのにおれにしゃべってろっていうのか」云々と口汚くののしられてしまった。そんな父の相手をするのはいやなので、早々に、じゃまたあした、と電話を切った。なにしろこのごろ受話器を取るときに、不満げな声で「はい?」というから、それだけでも、いやだなあと思って気が重い。その上こんな対応されたひにゃやってられないのはこっちだぜ。日本いきたくない。ずっとここにいたい。
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