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父とポジションバー
2012年02月08日(水)
こないだI牟礼さんちにいったとき、I牟礼さんちに物干し竿みたいなつっかい棒が床から天井に立ててあり、何本もあり、それはI牟礼さんが歩くのにたいへん助かっているというのを観察した。さっそくヘルパー主任のS村さんに電話をかけて、あれはどうかと聞いたらケアマネのH田さんにまわしてくれ、さっそくH田さんが業者さんとモノをもってうちに来てくれた。今回、その話をしたときから父は前向きであった。必要性を感じていたにちがいない。H田さんは父が、このような提案にはいつも反対するので、半信半疑で来たところ、前向きなのでよろこんでくれた。それできょうさっそく取り付けてもらったのである。こたつ前の椅子から食卓に移動する間にたててもらった。あたしの考えでは、台所の前にも1つ、トイレの前にも1つだったが、それは「林の中に住んでんじゃないんだから」という父のことばで却下であった。H田さんはあと、トイレの補助枠と、今すわっている椅子を少し高くするための器具も提案してくれ、それにも父は前向きであった。やはり必然性を感じ取っていたのだろう。で、わたしが帰るとき、「ありがとう、いろいろと心配して考えてくれて」と言った。いや…こういうとこが、父はほんとうにすごいと思う。この言語化する能力、そのすなおさ。
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