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また父に電話

2012年01月21日(土)

それでまた電話してみたら(ばるとが勝ったあたりの時間だ)やや元気で、お風呂に入ったらしくて、「まあしょうがないよ、年だもん」と。「腰から下がいちばんダメになってるね、腰掛けてりゃいいんだけど」と。「薬がききすぎてんじゃないかといってたけど、おれ、昼間ぼーっとしてても、夜眠れる方がいいもん」と。そりゃそうなのである。反論はいえないのである。薬がたとえ老体を弱めても、それで寿命がちぢんでも、それこそ望むところなのである。「ちょうどお風呂に入ったときにKさんが来てくれて、せなか流してくれた」と。昔はぜったい他人にはだかを見せなかった父である。まるくなったなあと感動せずにはいられない。「まあしょうがないよ、年だから、きょう明日でどうにかなっちゃうようなことじゃないよ」といってたが、こっちは、きょう明日でどうにかなっちゃうんじゃないかと、それが気がかりなのである。

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