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父と清盛
2012年01月16日(月)
父に電話したら(6時すぎ)もう寝ていたらしく、寝惚けた声で、しかも横になってしゃべっているから声がもごもごしていて、どうしたの?ときくと「老衰だよ、長いことないから」と。そんだけ寝てりゃ眠れなくなるわなーーといいたかったが我慢した。きのう父は、眠れないので入眠剤を多くしてもらったといっていたのだ。しかし父の退屈を思えば、寝たくなるのもとうぜんと思える。寝ることで唯一退屈から逃れられるわけだから。明日の朝またかけるねといって電話を切ったら、1時間くらいしてかかってきた。まだ横にはなっていたが(声でわかる)さっきよりははっきりしていて、「さっきは寝惚けていたから、あんたが、おれがもう死んじゃうと心配したらいけないから」といい、きのうあたしが清盛みたいけど見られないといっていたので「清盛だけどね」と話し出し「あんたどこまで知ってるかわかんないけど」といいながら、清盛のストーリーを10分間かけて話してくれた。かなり微に入り細にわたっておった。これで清盛がすべてわかった。その上、父もボケていないことが判明した。「じゃね、これから本格的に寝るよ」といって電話を切ったが、やはりどう考えても寝すぎだ、薬を飲んだって、ほんとにちゃんと寝られるのかと心配になったのである。
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