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父と科捜研の女他
2011年11月04日(金)
持病がとりあえずはない父(でもほんとはあちこちがたが来ていて、薬でごまかしているのだが、89歳としてはいたって健康なほうだと思う、なにしろ生きてるし)であるが、ゆいいつの持病っぽいものが便秘と下痢で、それをくりかえし、下痢になると全身から精気がながれでていくし、便秘のときは青黒くかたまってしまうのである。で、きのうは下痢で精気が流れてていってしおれてしなびていたのである。夜はT川さんの朗読会があるので、出かけるからねといっておいたのに、なんとなく心細そうで、どうしても置いて出る気になれなかった。考えたらT川さんの朗読はまだ何回も聞けるだろうが、下痢の父のそばにいてやるのはあと何回かしかできないのである。そしていっしょに「科捜研の女」を見た。いつも見てるのときくと、「うん、かならず見てる」と力をこめた。そのあとの医者のやつもおもしろいよーと熱をこめて語る父であったが、さすがにそこまでつきあわずに帰って来た。数日前には7時頃、父が「櫻井翔って知ってるかい」というから「嵐の子でしょ」というと、「そうなの」ととぼけて(あれだけ新聞を熟読している父が嵐を知らないはずはない)「9時から櫻井翔が家令になるドラマをやるんだけど、おもしろいんだよね」というから(誘っている)しかたなく「それ見たかったんだよね」などと口裏を合わせて、9時から10時のドラマをみたのである。しかし9時になるまでつまらないさわがしいバラエティ番組を見てるのがじつにつらかったし、櫻井翔のドラマも、テレビアニメのようなドラマであった(櫻井翔はかわいかったけど)。
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