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青森産フォアグラ
2004年05月31日(月)
熱海のパーティの目玉は青森産のフォアグラでした。特別シェフは匿名。ソムリエはもちろん大岡玲さん。フォアグラは前菜としてパテで、それにメインデッシュの肉料理にソティーしたました。フレッシュなフォアグラは甘みがそのまま香りとして感じられるので、口の中いっぱいが幸せになりました。こんなのを青森で作っていたんだ。貴腐ワインの藁の匂いも濃厚なフォアグラにぴったりで、麦秋のごちそうでした。
意外というのか、辻原登さんはお料理好きでした。餃子とジャージャー麺を作ってくださったのです。海老粉入り餃子というのは生の海老を使うよりも海老の特徴で出ていておいしかった。意外ではないけれども、見ていると不思議な感じがしたのは川上弘美さんでした。エッセイを読んでいると「きっと、お料理が上手な人だな」と感じるので、ぜんぜん意外ではありませんでした。でも、なんだか不思議な感じがしました。
というわけで相模湾を見下ろしながらたくさん食べたパーティでした。もともと台所を貸してくれる場所はないかと探し出した貸別荘です。本職の料理人やシェフたちも、こうした別荘を借りてお料理パーティを開いていることがあると、管理人さんが言っていました。
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