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月とすっぽん
2007年08月29日(水)
いや、表題は何の関係もないのですが、昨日はへんな日だったということです。
金沢八景は私の生まれ故郷ですが、八景の地名は中国のドウテイ湖周辺の八つの景色に似た景色がみられるということからつけられた地名というか、駅名です。京浜急行の駅ですが、その駅近くでお月見をしようということで出かけて行きました。で、ちょっと早くに駅についてしまったので、駅前の喫茶店の2階の窓際に座り、本を読むことにしました。
アイスコーヒーを注文して、さて、タバコに火をつけようとしたら、駅前に唐突な感じで、消防自動車が入ってきました。到着するや否や、消火用のホースを出していました。あれ? どこか火事かなと思うまもなく、消防士さんが喫茶店の二階に駆け上がってきました。え、たばこの火を消しに来たの? くらいのタイミングです。駅前には大勢の人だかりができていました。そこへまた一台、こんど梯子車がやって来ました。でも、どこにも火事はないのです。 それにしても、たばこに火をつけたとたんだったので驚きました。どうもいたずらの通報があったみたい。
で、お月見をして、と言っても昨日は雲が厚く、雲の切れ間からちらりと皆既月食から快復し始めたおつきさまを見ることができただけですけど、家に戻るときのことです。 地下鉄の大江戸線が練馬駅に入ると、火災報知器のベルがホームに鳴り響いていました。これには地下鉄の中の人も不安そうな顔になりました。駅で降りる人はもちろん、電車にのこる人もはて、どうしたことだろう? という顔をしていました。私も座席から半分、腰を浮かしながらなにか案内が入らないかと耳を澄ましていました。が、電車は何の案内もないまま発車。電車が発車した直後に、ホームに鳴り響いていたブザー音も止まりました。これもなにかの間違いみたい。
というわけで、行きも帰りの人騒がせなお月見の一夜でした。東京の北部ではものすごい雷雨があったようなので、お月様の顔を少し拝めただけでもめっけものと言うべきでしょうか。
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